東海教室の抄録ができました

第15回母乳育児支援を学ぶ東海教室の抄録が完成しました。

どれも魅力的な内容で、当日聴講するのがとても楽しみです。


<タイトル> 

基礎から学ぶ 「ポジショニングとラッチオン」 

~初めての赤ちゃんでも大丈夫 楽しくラクに授乳しましょう~ 

Basics of Positioning and Latch-on for Breastfeeding ~Don't worry if you are a first-time mother. Let's breastfeed happily and easily.~ 

國枝 康代 助産師 IBCLC

<学習目標> 

1.抱き方(ポジショニング)の重要性と方法を理解する 

2.含ませ方(ラッチオン)の基本を学ぶ 

3.抱き方と含ませ方の知識と技術を用いた授乳援助方法を知る 

<抄録> 

赤ちゃんを出産した女性にとって、授乳技術の習得は重要なことの一つである。特に初産の女性 にとって、初めて抱く赤ちゃんが我が子であることも珍しくなく、抱くこともままならないまま授 乳に困難を抱えていることも多い。また、すでに子育て経験のある母親にとっても、今回生まれた 子どもと上の子の授乳状態の違いに戸惑い生じるケースがある。 母親が、我が子の抱き方と含ませ方を習得できるよう支援することで、授乳が快適に行われ、様々 な困難を予防することができる。そこで今回は、出産施設における抱き方と含ませ方の基本的な情 報を伝えるとともに、ケースを通して具体的な支援方法を学ぶ。


<タイトル>

「母乳代用品のマーケティングに関する国際規準」と私たち 

~知ろう歴史、学ぼう最新情報、話し合おう「国際規準」~

 “The International Code of Marketing of Breast-milk Substitutes” and Us ~ Let’s know about the history, learn about latest information, talk about the Code~ 

三浦孝子 助産師 IBCLC 

<抄録>

1981 年5 月第世界保健総会において「母乳代用品のマーケティングに関する国際規準」(以下、「国 際規準」)が採択されてから今年は36 年目、日本も賛成に回った1994 年から23 年が経とうとして いる。「国際規準」の制定の背景には、アジア、アフリカ諸国の乳児に母乳より優れているものと して、母乳代用品が不適切に与えるという悲劇があった。これらの国々では、過去の教訓から、「国 際規準」をもとに母乳代用品のマーケティングを規制する国内法を策定し、母乳育児を推進、また 少数の母乳代用品の必要な乳児には適正な方法で人工乳が使われるようにしている。一方で、いわ ゆる先進諸国においては国内法制化が進まない国々も多く、日本は後者に入る。WHO は2016 年5 月の世界保健総会を前に、国連加盟各国の「国際規準」実施状況について詳細なレポートを発表し、 それぞれの国で包括的な国内法制化を図るよう勧告した。 「国際規準」をめぐる歴史を知り、最新の情報について学び、「国際規準」を実効性のあるものに して母乳で育つ子、人工乳で育つ子、すべての乳児を守るために、「私たち」が今できることは何 かについて、小グループで話し合う。


<タイトル>

乳房トラブルの支援は授乳の基本に戻りましょう 

~乳頭痛・乳房緊満に焦点をあてて~ 

Back to the basics of Breastfeeding: how to manage breastfeeding troubles, focusing on sore nipples and engorgement. 

助産師(助産院イスキア)・IBCLC 菅原 光子 

<学習目標> 

1:乳頭痛・乳房緊満を引き起こす要因を理解する。 

2:乳頭痛・乳房緊満が起こったときの対処法について知る 

3:乳頭痛・乳房緊満を解決し、母乳育児を継続できるよう支援することができるようにな る 

<抄録>

~症例を通して~ 産後早期、授乳中の多くの母親が乳頭痛を経験する。乳頭痛が改善されないことで母乳育児 を早期にやめたり、母乳育児を継続したいが改善策が見いだせず母乳育児を楽しめていなか ったりする母親もいる。また乳頭痛が続くことで、乳頭亀裂や乳房緊満は、乳腺炎や乳房膿 瘍などの乳房のトラブルに発展する場合もある。 乳房のトラブルを抱えた母親の事例を提示しながら、予防と対処に焦点を当てて母乳育児が 継続できる支援を考える。

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